部下の仕事が遅くて困ることってありませんか?
慣れていないことならともかく、毎日の仕事で全然早くならなくて、効率が悪いみたいな。
自分がそのポジションの時はもっと早く終わっていたのに、なんでこんなに遅いんだろうとか思ったことありませんか?
今は部下を定時に退社させるのも管理職の仕事だったりするので、部下の仕事を手伝い、自分の仕事を後回しにして自分はサービス残業…
自分の仕事もあるのにキツイっす…
そんな人を部下に持つ方向けに書きました。
部下の仕事が早くなれば、自分の仕事の能率も爆上がりすると思うのでぜひご一読ください!
具体的な目標を立てる
シンプルな話ですが、ただ「早くやれ」ではどうやったら早くなるのか、わからないです。
そして部下からは「ちゃんと教えてもらえないのに早くできるわけがない」と不信感さえ抱かれてしまいます。
早く終わるようになっても雑なら意味がないし、完璧主義が理由で遅い人なら、多少でも雑になるのがかなりのストレスのはずです。仕事が嫌になるレベルで嫌なはずです。
遅いことに対して説教をされても本人は、「こんなにやってるのに意味がわからない」と思い、モチベーションの低下にもつながりかねません。
では、具体的な目標とはどういった形で示せばいいのかみていきましょう。
時間を設定してあげる
シンプルですが効果的な方法が、「〇〇時までにこれを終わらせれるように頑張ってみよう!」みたいな感じで、時間を設定してあげることです。
時間を設定してあげれば、無理な時間設定でなければ、基本的に頑張って終わらせようとしてくれるはずです。
大事なのは、頑張れば終わるくらいの時間設定にしてあげることです。
部下が無理そうな時間設定をしたい場合や、部下が「そんなの無理です」と言うなら、自分が実行して教えてあげるといいです。
時間内にどうやって終わらせられるかを1回、最初から最後まで仕事の流れを見せてあげてあげるとわかりやすいです!
最初から最後まで教えると、その1日だけはどうしても残業確定になってしまいますが、毎日ダラダラと終わらないよりは、断然タイムパフォーマンスがいいと思います!
自分が見本をみせる(OJT)
上記にも書きましたが、自分が見本を見せてあげるのも効果的です。
この方法はOJT(オンザジョブトレーニング)といって指導界では基本となる教え方の一つです。
お手本を見せてあげることで、「できない無理な仕事」と考えることはなくなりますし、なによりわかりやすいです。
OJTは奥が深いのでまた今度、OJTの記事を書きたいと思います。
僕が指導する際は、基本的にこの方法を採用しています!
優先順位の設定を考える
仕事が遅い人の特徴として、優先順位を考えられない人が多いです。
同じ仕事量なのに、仕事は段取りや優先順位を変えるだけでスピードが全然変わるから不思議なものです。
一旦、どんな順番で仕事を進めているのか確認してみましょう。
そして段取りが悪かったら、一緒に改善していくと、かなり早さが変わるかと思います。
やってはいけないこと(言ってはいけないこと)
指導する際に、モチベーションを下げてしまうやってはいけない指導もあるのでみていきましょう。
他の人と比較してはいけない
当たり前のことですが、仕事が遅くて見ててイライラしてしまうと、ついこちら側の感情がでてしまいがちです。
他の人ならもうとっくに終わってるのに…
それを口に出してしまうと、言われた側のモチベーションはもちろん下がります。
そして信頼関係も崩れてしまう上に、やる気をなくしてさらに遅くなってしまうことも考えられます。
当たり前ですが自分が言われて嫌なことは絶対に言ってはいけません。
任せっぱなしにして放置
仕事が遅いのに、そのまま放置するのもよくありません。
そのままにしていても早くなる可能性はありますが、基本的には難しいです。
どうしたら早く終わるか一緒に考えましょう。
最初に答えを教えてしまうと、考えなくなってしまうので、導く方向に進めてあげるといいかと思います。
どうしてスピードアップして欲しいか理由をきちんと伝える
意外と抜けがちですが、スピードアップして欲しい理由を教えていない場合もあります。
教えていないと、どうして早くする必要があるのかわからない人もいます。
- 時間内に他にもやってほしい業務がある
- 浮いた時間で次の仕事を覚えてスキルアップしてほしい
等々なにか理由を伝えてあげてください。
相手の為になる理由だと最高です!
まとめ
上記の全てをまとめると
- 誰かと比較しない
- 一緒に具体的な目標をたてて実行する
- 愛情を持って指導する
ことだと思います!
それでは!
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