仕事の充実感に満足せず目標を達成した時に満足する
今の時代は残業をするのが「悪」の時代です。
なので長時間働くことを前提に働くのはよくありません。
そして働き方改革で労働時間の上限が法律で規制されるようになりました。
残業は評価をされなくなると
・時間内に仕事を終わらせて満足する
・自分の時間を削ってサービス残業をする
の二択になりがちです。
早く帰りたいですよね
でもそれでは評価をしてもらえないのです泣
どちらも共通するのが、時間に追われ、パソコンに貼られた付箋を剥がしていくだけの、要は仕事を「こなす」だけになってしまうのです。
年功序列と稼働時間が評価される会社はかなり減ってきており、ほとんどの会社が人事を「評価制度」に変えています。
なので「こなす」だけでは評価を得られないのです。
評価される人はその限られた労働時間の中で、結果をだせるように考えます。
ある調査によると「資料が完成すると満たされた気分になる」と答えた人が9割近くだそうです。
しかし残りの1割の人は「作成した資料によって成果が得られた時に満たされた気分になる」と答えたそうです。
この1割の人たちが「結果を出せる人」なのです。
作業の目的が見えているか
資料作成が終了すると作業充実感がでるそうです。
なのでエクセルやパワポの複雑な機能を使って時間をかけて作成し、完成すると充実感が半端じゃないそうです。
ですが長い時間をかけて複雑ですごく綺麗な資料を作ってもその作っている「時間」は評価されません。
短い時間で作って、時間をかけて作ったものと同じくらい理解してもらえる物を作ることが評価につながるのです。
だからこそ「今している作業をする目的」を作業を始める前に確認してください。
- 作業をする目的
- なにが達成された成功か
を明確にするのが仕事のできる人の特徴です。
例えば、営業部門の人が作成した提案書であれば、資料を完成させることが目的ではなく、契約をもらうことが目的です。
作って終わりではなく、その資料で契約がとれたのかを確認しましょう。
目的をしっかり把握するというシンプルな考え方で結果を出せれば、あなたの努力は報われます。
フィードバックをきちんとする
作業が期日までに終わったことに対して満足しがちですが、その先を追うことも大事です。
上記でも説明したように、提案書であれば、その後どういった成果が生まれたのか、生まれていないのか。
この作成後の追跡と振り返りがないと、せっかく時間をかけて苦労した資料が成功だったのか、時間をかけたのがただしかったのかどうかわからないのです。
もしうまくいっていないのであれば、資料を提出した先からフィードバックを得て次の資料作成に活かしましょう。
仕事ができる人は積極的に他の人からのアドバイスや、フィードバックを得ているのに対して、その他の人は「作業が終わった充実感」に浸ってしまい、他の人の意見やフィードバックをもらうことを重要視していない傾向にあります。
仕事ができる人はやはり自発的!
一般的な評価の人が基本的に「フィードバック」や「改善点」という言葉をあまり好まないのに対し、できる人は積極的にフィードバックや改善点を自発的に聞くのです。
完璧を目指さない
仕事ができる人は100パーセントの情報を集めてから行動を起こすのではなく、6割程度の情報が集まったら行動するようです。
なぜなら、100パーセントの情報を集めるのはほぼ不可能で、それなら6、7割程度の情報が集まったら、まず行動を起こし、早く行動した分、振り返りに時間を割きます。
常に完璧を目指してしまうと、どうしても初動が遅くなってしまいます。
それよりもまず行動を起こし、行動量が増えていくのです。
完璧主義を徹底すると、行動力が下がる
せっかくいいアイデアがでても、実現しなければ意味がありません。
計画に時間をかけて完全な完璧を目指して計画を立てていくと、準備に時間をかけすぎて、結果、行動すら起こさずに終わってしまうこともしばしばあります。
要点を見極め、必要な情報だけを集め、行動をするのが、仕事ができる人がやっていることです。
完璧を目指しすぎると苦しくなる
完璧を目指していると、エクセルの資料一つとっても完璧を目指してしまいます。
自分が完璧であるものを作りたくなってしまいますし、上司やお客さんにに驚いてもらおうと考え、残業をしてでもいいものを作ろうとしてしまいます。
そして周りが適当な資料を提出していると、みんなまともに仕事をしていないような人たちに見えてきて、イライラしたりしてしまいます。
機嫌が悪いとチームワークに影響を与え、周りに迷惑がかかってしまいます。
完璧主義になってしまうと、人に任せられなくなり、自分ひとりで抱え込もうとする癖が生まれてしまうので、少し楽に考えたほうが上手く回り、自分もその分楽しんで仕事ができるようになります。
まとめ
仕事ができる人は、完璧主義になりすぎず、再現性を大事にするようです!
それではまた!
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